ID 14280
登録日
2009年 12月 7日
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タイトル
タイトル
育て 高岡産の漆 職人ら遊休地に植樹
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新聞名
新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20091128/CK2009112802000182.html
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元urltop:
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写真が掲載されていました
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加工目指す
高岡市の漆芸に携わる職人や学生ら約三十人が二十七日、福岡町赤丸の遊休地に石川県輪島市で育った漆の苗木を植えた。日本の伝統工芸を代表する漆も、近年は輸入原料に頼っていて、漆の生産から加工までを
目指す試みに関係者は「高岡の漆工の歴史的な一歩」と意気込んでいる。
漆の植樹は、高岡地域地場産業センターと市、富山大芸術文化学部の産学官連携事業。漆芸の振興と国内産の漆の確保を狙う。遊休地は、赤丸地区自治会連絡協議会長の奥田嘉彦さん(68)の協力で借りた。
市によると、現在、国産漆は国内消費量の2~3%程度。ほとんどを中国や東南アジアからの輸入に依存している。漆は原料となる樹液が採れるまで十年ほどかかり、さらに皮膚がかぶれるなどの栽培の苦労を伴う。
この日、参加者は苗木四十本を約千三百五十平方メートルの遊休地に一本一本植えた。今後は地元住民や学生が管理する。
授業で輪島市の漆農園を見学した同大芸術文化学部三年田村亜佑美さん(20)は「漆の植樹という貴重な体験ができた。植えた木が大きくなるまで漆工を続け、採れた漆で作品を作れたら」と目を輝かせていた。++/di
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