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| 京都大キャンパスから
新聞名
kyoto-np
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元URL. 
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009112600164&genre=G1&area=K00 
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元urltop: 
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京都大文化財総合研究センターが同大学北部構内(京都市左京区)で行っている北白川追分町遺跡の発掘調査で、石おのなどによる加工の痕跡がある縄文時代晩期(約2600年前)の樹木の幹が見つかっ
た。センターは「木材をその場で調達していた可能性がある」としている。 
 
 見つかった幹は長さ5メートル、直径50センチで、カシやシイなどブナ科の木とみられる。根元に伐採時のものと考えられる跡があったほか、幹の数カ所に石おのによるとみられる打撃の跡があった。また、板にするた
めにくさびを打ち込んだ痕跡も見つかった。 
 
 センターによると、発掘段階で製材の痕跡が見つかるのは珍しいという。樹幹の周辺では短い枝も多数出土しており、センターの冨井眞助教(考古学)は「伐採してすぐに簡単な加工を行ったのでは」とみて、木の種類
などを詳しく調べる。 
 
 北部構内の理学研究科5号館の整備に伴い、センターが7月から800平方メートルを調査。27日正午から現地説明会を開く。 
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。 
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