ID 13730
登録日
2009年 10月24日
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タイトル
タイトル
倉沢のヒノキ(東京都奥多摩町)
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新聞名
新聞名
MSN産経ニュース
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/091020/art0910201853002-n1.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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奥多摩町には巨樹が多い。特に日原(にっぱら)地区は「巨樹の里」とPR、町おこしに一役かっている。その経済効果はともかく、環境への効果はすばらしい。環境省の「巨樹・巨木林調査」では、地上1.3メー
トルの幹の周囲が、3メートル以上のものが巨樹に該当する。奥多摩町では891本が確認され、日本でも有数だとか。東京都の山に、こんな自然が残っているのは賛美すべきだ。「古里附(こりつき)のイヌグス」「水垂(み
ずだれ)のトチ」「金袋山(きんたいさん)のミズナラ」…。集落の近くで見られるものもあるが、山中の急斜面で近づくのも危険な場所に、そびえ立つ巨樹もある。だからこそ、これまで生き残ってきたのだろう。
「倉沢のヒノキ」を訪ねた。幹周は6.3メートル、樹高34メートル、推定樹齢は600年とも1000年とも。地元では「千年のヒノキ」とされ、東京都の天然記念物だ。奥多摩駅から東日原に向かうバスを倉沢で降り、急な斜
面を15分ほど登った尾根にある。地上から5メートルほどのところで、幾重にも枝分かれして、まだまだ生きるぞと、天上の生命力をもぎ取ろうとする腕のようだ。
この先の倉沢集落の護り神でもあったのか。しかし、その集落は、すでに廃村になって今はない
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