木の国や：きょう開店　県産材の魅力をＰＲ、木材協会が南アルプス市に開設

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新聞名 毎日新聞

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県産木材の魅力をＰＲするため、県木材協会（県内の木材関連業界団体）は１０日、県産材を中心にした木材製品を扱う販売店「木の国や」を南アルプス市上今諏訪に開店する。
　天然ヒノキや桜などを使った家具や犬小屋などが数万円で、また、製材時に出る不要な木材で作った玩具が数百円の安価で販売される。
　また、住宅用の角材が杉やカラマツ、ヒノキなど種類ごとに展示され、違いを知ることができる。設計士も常駐し、木材を使った建築の相談に応じる。
　内装は塗装しない木材で仕上げられ、木の香りが漂う。床はカラマツ材。冬は木材燃料のペレットストーブを置く予定だ。
　１１月７、８両日には「２００９県産材フェアｉｎ木の国サイト」を予定。親子で体験できるドールハウス作りや、手軽に森林浴気分が味わえるヒノキのチップのつかみ取りなどを企画している。
　泰楽（たいらく）正店長（４７）は「木の魅力は直接見て、触れると分かる」と来店を呼びかけている。
　同協会は０１年、県産木材や木製品を展示する「木の国情報サイト」を開館したが、展示だけでは普及につながりにくいと判断、店舗に一新した。