ID 13476
登録日 2009年 10月 5日
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タイトル
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植樹の旅:列島2500キロ歩き 北海道の男性、沖縄で完了
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新聞名
新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091005dde041040067000c.htmlhttp://mainichi.jp/select/wadai/news/20091005dde041040067000c.html
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写真:
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日本各地を歩いて植樹活動に取り組む中渓(なかたに)宏一さん(37)=北海道小樽市=が、3月から約半年にわたる列島縦断の「植樹の旅」を、沖縄で締めくくった。全国の小学校など計390カ所にケヤキ
やシイノキを植えながら約2500キロを歩き通した旅。その途中の山に広葉樹が少なく、至る所で動物が山を下りて田畑を荒らしているのに気付いたという中渓さんは「自分が歩くことで、森を作る活動が広がってほしい
」と話している。【川島紘一】
中渓さんが植樹活動を始めたのは03年のこと。「地球のどこでも生きていける人間になりたい」と大手商社を退社した後、海外放浪の途上の南アフリカで「木を植える男」と呼ばれる英国人のポール・コールマンさんと
出会ったのがきっかけだった。
地球環境の保護と平和を願って世界各地で植樹に取り組み、国連環境計画(UNEP)から「アースウオーカー」の称号を受けたコールマンさんの姿に感銘を受けた中渓さんは、一緒にアフリカを歩き、木を植えた。04
年の帰国後、自らの植樹活動を始めた。
今回は3月20日、妻や1歳半の長男ら5人で小樽市をスタート。東北、信越、近畿、四国を経て、九州に到着した。
締めくくりは9月21日の「国際平和デー」にあわせて那覇市などで開かれたイベント「セレブレーション・アース」への参加。植えた木に「平和の木」と名付け、列島縦断の旅を終えた。「戦争は命を奪う行為。木を植える
という『命を与える作業』を通じて、反戦の思いを子供たちに根付かせたい」
「歩くこと」「木を植えること」の二つがライフワークだという中渓さん。今回の旅について「縁がすべての旅だった。多くの人に支えられて日本人の素晴らしさを再確認した」と話している。
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