ID 13394
登録日 2009年 9月28日
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タイトル
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新郷村のダケカンバ「日本一」認定
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新聞名
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北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/aomori/191206.html
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県東部の新郷村の大駒ケ岳に日本一のダケカンバの巨木が自生していることが27日、全国巨樹・巨木林の会会員の高渕英夫さん(57)=十和田市=らの調査で確認された。主幹の幹回りが4.76メートルあり、
これまでトップだった網走管内西興部村の4.10メートルを大きく上回る。「日本一」と認定した高渕さんは「学術的にも価値が高く、地域の素晴らしい財産になる」と話している。
この日本一のダケカンバの巨木は、大駒ケ岳の標高1060メートル地点の登山道沿いにあり、太い主幹から3本の支幹が伸びている。 樹高は8.5メートル。
同日、高渕さんと同会会員の野崎信行さん(54)=大間町=が、環境省の調査基準に沿って、地上1.3メートル地点の主幹の幹回りを
計測した。田子町の樹木医・釜淵一知さん(69)が樹皮の色などから樹種をダケカンバと確認したのを受け、高渕さんは「日本一」と認定。釜淵さんが樹齢300年程度と推定した。
同省が全国の巨木一斉調査をしたのは2000年が最後で、調査事業を受託している同会が、全国会員からの報告を基にデータベースを更新している。
ダケカンバの巨木(幹回り3メートル以上 )はこれまで全国で12本しか登録されておらず青森県はゼロだった。しかし、今回の認定で新郷村の「日本一」のダケカンバは、同会への報告を経てリスト入りすることになる。
高渕さんは06年8月、県山岳連盟会長の下 山壽さん(73)=十和田市=から大駒ケ岳の案内を受けたのをきっかけにダケカンバの巨木探しを始めた。
今回の「日本一」以外にも、大駒ケ岳で幹回り3メートル以上の巨木4本のほか、15本ほどのダケカンバの群落も見つけており、今後詳細に調査する。
下山さんは「長年、登山をしてきたおかげで、素晴らしい木に出合うことができた」と感慨深げ。
高渕さんは「日本一の巨木は登山客から見やすい場所にあるので、観光資源としても活用できるのではないか。群落の中から、さらに大きな木が見つかる可能性もあり、いずれは調査したい」と意気込んでいる。++/di
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