ID 13358
登録日 2009年 9月21日
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タイトル
タイトル
森林の機能回復へ 荒廃山林にクヌギ植林
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新聞名
新聞名
日本海新聞
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元URL.
http://www.nnn.co.jp/news/090921/20090921031.html
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元urltop:
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写真:
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荒廃した山林をよみがえらせようと、鳥取県中部森林組合(倉吉市大原、森下洋一組合長)は近く、土地所有者に代わって20年契約でクヌギの植林や管理を行い、木の販売収入は両者で分配する新たな取り
組みを始める。これまで行っていた杉やヒノキの60~80年に比べて早く収入が得られるため、組合では取り組みを広げたいと期待している。
早急に手入れが必要な県中部の荒廃した山林
同組合の調べによると、県中部の民有林は約4万3千ヘクタールあり、このうち約半分の山林で手入れが必要になっている。このため、森林の機能を回復させ、洪水や渇水、山崩れや地球温暖化などを防ぐことを目的
にクヌギを植林し、管理することにした。
所有者に代わって同組合がクヌギの植林や下草刈り、除伐などの作業を実施。20年たったクヌギはシイタケの原木などとして販売する。今秋には初めての試みとして、三朝町内の約3・5ヘクタールの山林に約1万50
0本のクヌギを植える。
同組合では「組合には山の保全、所有者には収入の確保と、両者に利点のある事業。多くの人にこの制度を利用してもらいたい」と話している。
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