ID　1183

登録日　　2006年 6月12日

タイトル

０６年の県内スギ花粉飛散、予想下回る

新聞名

陸奥新報

元URL.

http://www.mutusinpou.co.jp/news/06061305.html

元urltop:

写真:

　

県花粉情報研究会は、今年のスギ花粉飛散結果を発表した。弘前市では総飛散数（ダーラム型花粉捕集器一平方センチメートル当たりの花粉数）が１８３３個と２００５年冬に発表した１８００個から２３００個と の予測を下回った。大量飛散となった０５年（６３５１個）に比べ大きく減少し、過去９年間の平均値（２４１８個）よりも少なく、花粉症患者にとっては過ごしやすい年となったようだ。
　今年は４月上旬にも降雪が観測されるなど天候不順の影響もあり、県内各地で総飛散数は減少。弘前市以外では、青森市が１３３４個（０５年冬発表の予測値は１５００から２千個）、八戸市が１１６２個（同３千から４２００個 ）。特に青森、八戸両市では強風の影響で飛散数の減少につながったとみられている。
　弘前市では花粉症患者が０５年の大量飛散の後ということもあり、早期に予防的な治療を希望する患者が増加。坂本耳鼻咽喉科内科医院の池野敬一医師は「予防治療の効果もあり、今年は症状の軽い人が多かったよう だ」と話した。