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ID 13209
登録日  2009年 9月 7日
タイトル
千歳のフジ 徐々に回復
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20090907-OYT8T01161.htm
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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対策3年 花房増える 造園組合・住民ら協力 フジ棚に上り、手入れする造園業者(7月4日、昭島市の拝島公園で)  昭島市拝島町1の拝島公園の一角に根を張る「千歳(ちとせ)のフジ」。樹齢800年ともいわれ、都内有数の巨樹として知られているが、近年は老齢のためか房の数が減るとともに小ぶりになってきた。危機感を持った地 域住民や造園組合が3年前から、「フジ棚いっぱいに再び花を咲かせたい」と樹勢回復に取り組んでいる。
 約260平方メートルのフジ棚に、3本のフジが枝を張る。1956年に都の天然記念物に指定された。
 長さ30センチほどの小ぶりの房が多かった2006年の状態にショックを受けた地域住民や、市から管理の委託を受けている造園業者、市が夏頃、協議の場を設けた。
 その年の10月には、フジ棚の有名な「あしかがフラワーパーク」(栃木県足利市)を訪れて専門家の助言を受けた。12月には、地域住民約40人が「拝島・千歳のフジの花を咲かせる会」を結成した。
 同会の臼井銀次郎副会長(75)はフジを眺めて育った一人。市外から来た見物客が、「これが拝島のフジですか」と落胆する様子にショックを受けたことも。「子どもの頃は、棚の下が暗くなるほど、ぎっしり垂れ下がって いた」と往時の面影をしのぶ。会では、フジ棚周辺の清掃活動などを行っている。
 市内11業者からなる市造園組合は会の結成に先立つ同年秋から、各業者任せにしないで、協力してフジ棚を管理するようにした。育成法を研究しながら、一貫性をもって育てるためだ。同組合の森田久夫理事長(60 )は「組合のプライドがかかった仕事」と意気込む。
 咲かせる会、造園組合、市の3者は年2、3回の協議を続けてきている。今年3月には、土が踏み荒らされることで根が傷まないよう、生け垣でフジを囲った。咲かせる会がガクアジサイを購入し、造園組合がボランティ アで植えたものだ。また、公園にいるハトに餌をやる人が後を絶たず、居着いたハトがフジの花の芽を食べるため、会員らは年中、餌やりを注意している。
 これまでの苦労が実り、今シーズンは、房の数が3~4割ほど増えたという。臼井さんは「『立派になったね』と言われて、ニコニコしてしまった」と喜ぶ。
 森田理事長も「木が元気になってきた。見られている意識があるのかな」と笑顔を見せる。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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