ID 13163
登録日 2009年 9月10日
タイトル
都市の森林どう造る? 「お手本」明治神宮など調査
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/science/update/0905/TKY200909050231.html
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元urltop:
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写真:
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東京都内の明治神宮や新宿御苑など都市にある森林の生態系調査を、環境省が来年度から始める。こういった森林は人工的につくられたが、長い時間を経て自然林化した結果、さまざまな生物種が共存し
、都会の人々の憩いの場になっている。調査結果をもとに、都市部で新たな森林を造営する際の計画・整備手法などの指針をつくる。
明治神宮はもとは荒れ地だったが、1915年ごろから始まった造営でシイ、カシ、クスノキなどさまざまな樹木約10万本が植えられた。90年以上たったいまでは約250種類、17万本の木々が茂る「自然林」として、都
市の貴重な緑地となっている。
07年11月に閣議決定された「第3次生物多様性国家戦略」は、都市で豊かな生物多様性を確保するため、都市内や臨海部に大規模な緑地空間を確保するとした。このため環境省は明治神宮や新宿御苑のほか、全国
の地方都市の社寺林など計約10カ所の人工森林で、植生や下草の生育状況、生息する動物の種類、外来種の侵入状況といった生態系の現状を詳しく調べる。
その上で、専門家による検討委員会で調査結果を評価。都会で森林を造営したり、現存する森林を維持管理したりする際のノウハウや課題を、2年がかりでまとめる。
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