ID 13007
登録日 2009年 8月28日
タイトル
植樹行脚:中渓さん、温泉で疲れ癒やす--別府
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090826ddlk44040511000c.html
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元urltop:
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写真:
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国内各地を歩きながら木を植え、平和の大切さを訴えている北海道小樽市の中渓(なかたに)宏一さん(37)が24日、別府市に立ち寄った。那覇市で開かれる「地球の祭典」(9月21日)に参加しようと日本
列島を縦断中で、26日、佐伯市から旅を再開する。
中渓さんは商社を退職した後、世界各地への放浪の旅に出かけ、南アフリカで「地球を歩いて木を植えている男」ポール・コールマン氏と出会ったのをきっかっけに、帰国後も国内各地を歩いて木を植えるようになった
。
今回は沖縄を目指して3月20日に小樽市を出発。日本列島を縦断、約2000キロを歩き今月22日、高知県宿毛市からフェリーで佐伯に到着。いったんウオークを中断し、知人の紹介を受けて別府市を訪れた。中渓さ
んは同行する仲間ら6人とともに同市の紙屋温泉で疲れを癒やした。
今回の旅でも、地域の気候に合わせた木を植えてきた。小樽ではミズナラやハルニレなど落葉広葉樹中心。南国に近づくにしたがって、シイやカシ、タブなど常緑広葉樹を植えるようになった。
伴走車も、使用済み天ぷら油を精製した燃料で走る車を使うなど、環境教育をかねた旅を続ける中渓さん。「佐伯や宮崎県内などで、木を植える機会があればうれしい」と笑顔で語った。
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