ID　12976

登録日　　2009年 8月26日

タイトル

＜人には聞けない＞宇宙へ行った桜の種は

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/technology/science/CK2009082502000138.html

元urltop:

写真:

　 写真が掲載されていました

＜Ｑ＞　国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）に“長期滞在”していたという桜の種はどうなりましたか？（東京都・四十代男性） ＜Ａ＞　有人宇宙システム（東京都）では岐阜や山梨、北海道など全国の桜の名木の種を集め、昨年十一月にスペースシャトルで宇宙ステーションに運びました。宇宙に八カ月半置かれた種は七月、若田光一さんととも に帰還。二十一日に同社に無事に戻りました。
　種は今月下旬から各地に返され、来春には芽生える予定。今回は無重力状態では発芽させていませんが、東北大チームの過去の宇宙実験では、重力がないとホルモン分泌が変わり、キュウリの発芽に影響が出ました。
　種の宇宙旅行を企画した同社の長谷川洋一さんは「将来、月や火星の基地にもぜひ、枝垂（しだ）れ桜を」と意気込みます。重力が地球の六分の一という月面で、桜の枝はどう垂れるのでしょうか。