ID 12960
登録日 2009年 8月25日
タイトル
92歳手仕事の技光る 木曽の木地職人・村地さん個展
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20090822/CK2009082202000017.html
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元urltop:
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写真:
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木曽漆器の木地を80年近く作り続ける村地忠太郎さん(92)=木曽町福島=の個展が21日、伊那市西春近の伊那食品工業かんてんぱぱホールで始まった。入場無料、23日午後5時まで。
村地さんは昔ながらのやり方で、樹齢200~500年の木曽ヒノキやサワラの丸太から手道具だけで板を取り、曲物などの漆器の原型、木地を作っている。個展は、5月に松本市で開催したのに続いて2回目になるとい
う。
会場には弁当箱や菓子鉢、盆などの漆器や木地のほか、手道具だけで作り上げた照明「組み子の灯(あか)り」など作品約250点を展示。割ったサワラをかんなで削って厚さ0・8ミリ程度にし、曲面をつけたあんどん
なども並び、訪れる人たちを楽しませている。
村地さんは「これまで人前に出したことはない作品をこぞって持ってきた。漆器の原型はどういうものなのか知ってもらえれば」と話している。
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