ID　12947

登録日　2009年 8月21日

タイトル

日韓の学生が交流植樹　北杜　浅川巧の功績も学

新聞名

山梨日日新聞

元URL.

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/08/22/11.html

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写真:

　

早稲田大アジア研究機構と韓国の高麗、朝鮮両大は２２日まで、北杜市高根町出身で、日韓の懸け橋となった浅川巧（１８９１～１９３１年）について学んだり、両国の交流を深めたりする「日韓未来構築フォーラ ム」を行っている。
　韓国の両大から学生２０人が２０日から市内に滞在し、２１日は市高根ふれあい交流ホールで記念植樹を行った。白倉政司市長や学生の代表者らが、浅川巧が朝鮮全土で緑化に取り組んだ際に育てた「チョウセンゴヨ ウ」の木を植えた。
　セミナーでは、浅川巧の生涯を描いた小説「白磁の人」を著した江宮隆之さんと、映画「白磁の人」制作実行委員会事務局長の小沢龍一さんが講演した。この後、両国の学生は５グループに分かれ、浅川巧の功績や両国 の関係について意見を交わした。あるグループでは、韓国の学生から「両国の交流は表面的に盛んになったが、日本のアジアに対する根強い差別意識が残っているのではないかと不安」などの意見が出た。一行は２２ 日、ポール・ラッシュ記念館などを見学する。