ID 12827
登録日 2009年 8月 9日
タイトル
森づくりへ“健康診断” 鶴来 児童、生徒ら意識培う
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20090810/CK2009081002000166.html
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元urltop:
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写真:
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スギ林 間伐必要
特定非営利活動法人(NPO法人)ボランティアサービス石川(金沢市)が九日、白山市鶴来地域で「白山森づくり学校 森の健康診断教室」を開いた。
放置された人工林の問題や、住民で森を守る意義を知ってもらおうと開かれ、小学生、高校生、大学生など十三人が参加した。
会場の県林業試験場で、愛樹技術士研究所(同市)の松枝章所長が植物の役割を説明。クマが生きるために、ブナの実のドングリやミズバショウを必要とすることなどを話すと、参加者が熱心に話を聞いていた。
同市小柳町の約四十年前に植林されたスギの林に入り、太さや本数、スギ以外の草や木の状態を調べた。参加者が二班に分かれ、約百平方メートルを調査したところ、いずれも木が過密状態にあり、間伐作業が必要と
いう結果になった。
参加者は、林業者による実際の間伐作業も見学。お土産に切り倒した木の輪切りをプレゼントされ、「学校では勉強できないことばかり」「大変だったが楽しかった」と話していた。
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