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ID 12685
登録日 2009年 7月22日
タイトル
樹齢900年の巨木 保存へ/蔵王町
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000907230005
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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平安時代に植えられた樹齢900年の巨木「平沢弥陀(み・だ)の杉」(蔵王町平沢)の保存と周辺整備を、地元の住民グループが今年度と来年度の2年間かけて実施する。昨年5月に大枝が折れ、内部の腐朽 が「相当進行している」ことが分かったため。約1300万円の事業費のめどもつき、「地域の歴史遺産を後世に伝えたい」と張り切っている。(石井力)   杉は県指定の天然記念物。もとは平安時代末期に建てられた阿弥陀堂の参道並木として植えられたという。樹高45メートル、幹回り10メートルで、県内でも最大級の巨木だ。明治時代に地区の産科医がこの地で安産 祈願の女人講「だるま講」を始め、「安産の聖地」として大切にしてきたという。
  杉の背後の斜面上には、妊婦のおなかを象徴させて土盛りした「だるま塚」もあり、厳かな雰囲気を漂わせている。
  整備するのは、4月に発足した「平沢歴史の郷づくりの会」(佐藤譲会長)。同会と町教委によると、昨年折れた大枝は長さ25メートル、折れ口が直径1メートルあった。強風や大雨があったわけではなく、細かい雨が降 る中、自然に折れてしまったという。樹木医の診断を受けて応急処置をしたが、今回、内部を含めた手当てをし、枝を支える柱を立てる。
  折れた枝で壊れた社務所の再建や敷地約1千平方メートルの整備もし、駐車場を設けるなどする。事業費は約1340万円。伝統文化の保存・伝承を手伝っている東日本鉄道文化財団から500万円の支援金が決まっ たほか、町からの助成金約360万円と地区民の寄付金などでまかなう。
  22日は同財団からの贈呈式が町役場であり、現地の視察もあった。小熊久男副町長は「被害を受けたことで地域の宝を見直し、その価値を再発見できた。地区民のまとまりも強まった」。佐藤会長は「浄財を活用して 修復、整備し、多くの人に見てもらえるよう大切にしていきたい」と話した。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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