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ID 12681
登録日 2009年 7月29日
タイトル
ツリーハウス “森の隠れ家”いかが
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新聞名
MSN産経ニュース
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090728/trd0907280756001-n1.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
  写真が掲載されていました
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生きた大樹の幹を柱のようにして樹上に建てる「ツリーハウス」が、森や自然とのふれあいを深めるアイテムとして注目を集めている。樹上に集う顔は子供から若者、団塊世代とさまざま。自然と人工の調和 のシンボルともいえるツリーハウスの人気の理由を探った。(津川綾子)  ≪「冒険みたい!」≫  ザワザワザワ…。木の枝が風にそよぐたび、「グイン」「ミシ」と床が音を立てて揺れる。神奈川・茅ケ崎市市民の森に平成20年に完成したツリーハウスは、週末になると家族連れが続々と訪れる。
 人間の胴回りより太いコナラの大樹を柱にして建つ。映画「スタンド・バイ・ミー」の中にでも出てきそうな、好奇心をくすぐるデザイン。木登りをしたことがないという同市の小学1年の男児(6)は「冒険みたい!」と汗だ くではしごを登り、壁ののぞき穴から地上を眺めた。
 ハウスを手がけたのは、ツリーハウスクリエイターの小林崇さん(51)。東京・原宿で古着屋を営んでいた6年、「ほとんど衝動的」(小林さん)に、店舗前に生えていたヒマラヤスギを取り囲むように店舗を改築。「風が 吹けば木は揺れ、室内に音が響く。まるで犬でも飼っているように木は生き物だと感じた」  小林さんが代表を務めるNPO法人「日本ツリーハウス協会」(東京都渋谷区)は今月、神奈川県内で「ツリーハウス・ビルダー養成講座」を開講。月に1度、1泊2日の合宿を半年かけて行う。初回は森の中でツリークラ イミング実習や樹木学を学んだ。 ≪規格外のメルヘン≫  「ああ、降りるのがもったいない」。ロープと器具で10メートルほどの高さまで木に登った私立小学校教諭(28)は実習中、ポロリと漏らした。
 受講料は18万円(宿泊・交通費別)だが、60人が応募。10人の定員を急遽(きゅうきょ)2倍にした。参加者は都会に暮らす20~30代の男性が中心。川崎市のメーカー勤務の男性(37)は「普段は会社でパソコンとにら めっこ。木に触れると生きていると実感する」。白髪まじりの団塊世代の姿もみられ、定年退職したばかりの大嶋俊寿さん(60)は「山梨県の自宅にツリーハウスを建て、山々を眺めたい」と、参加の動機を語る。
 ツリーハウスは土地に定着せず樹上にあるため、「一般的には建築基準法の適用を受けない」(同協会の穴見淳也事務局長)という。小林さんは、ツリーハウスが人々を引きつける魅力を「非効率な木の上に建ち、規格 にはまらないメルヘン」と表現する。その背景には、「社会の一員としてルールや効率よい仕組みに従って暮らすことに本能的な拒否反応を示し、自由になりたいと非日常を求めているのかもしれない」と分析する。
                   ◇  ■京都や原宿でも  「茅ケ崎市市民の森」のように、手軽に楽しめるツリーハウスはほかにもある。京都府京丹後市には昨年、日本海を見下ろす丘に樹齢500年のタブノキを柱にしたツリーハウスが完成、月に約300人が訪れるという。
利用するには、当日の手続きが必要((電)0772・83・1033)。
 東京・原宿の都会でツリーハウスの雰囲気が楽しめるのは、カフェバー「HIDEAWAY」((電)03・5410・2343)。ツリーハウス第一人者の小林崇さんが改築し、室内に取り込んだヒマラヤスギを囲んだテーブル席が 人気だ。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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