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ID 12347
登録日 2009年 6月29日
タイトル
飛騨の樹木からアロマオイル 高山の木工工房、製品化成功
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20090630/CK2009063002000013.html
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元urltop:
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写真:
 
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心身を癒やす香りを飛騨から世界へ-。高山市清見町の木工工房「オークヴィレッジ」の稲本正代表が社長を務める会社が、飛騨地方の樹木から精油(エッセンシャルオイル=通称アロマオイル)を抽出、製品 化することに成功し、29日、東京・新宿で発表会を開いた。9月から本格販売する予定。軌道に乗れば、森林の活性化や雇用促進も期待される。
 稲本氏は1999年にアマゾンを訪れ、芳香油が豊富に含まれる樹木に出会ったのを機に精油の研究を始めた。2006年、精油の製造・販売会社「正プラス」をオークヴィレッジ内に設立。今年2月に国が支援する農商工 等連携事業に認定され、飛騨高山森林組合と連携し、原材料を組合から供給してもらう仕組みをつくった。
 製品名は「ゆいか」。スギ、ヒノキなど9品目で、うちニオイコブシ、ミズメザクラ、サンショウの精油は希少という。用途はアロマセラピー、芳香剤などさまざま。国内市場の多くは外国から輸入されている。
 稲本氏は発表会で「人類は産業革命以来の大きな変革期を迎えている」と言い、精神バランスを維持する方法の一つとして香りがあることを強調。病気予防の効能にも触れ、「海外(の市場)まで射程に入れている」と 意気込んだ。同組合の唐谷清司副組合長は「山の守りも含め、一生懸命仕事に携わっていきたい」と抱負。出席した専門家も間伐材の有効活用、森林機能の回復に言及した。
 最低価格は945円(税込み、ヒノキ)で、先行販売もある。詳しくは同社のホームページhttp://yuica.comか、同社=電0577(68)3088=へ。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPR その18 (公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )