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ID 12332
登録日 2009年 6月25日
タイトル
貴船神社の巨木、伐採中止を要望へ 県に鎮守の森研究者ら 
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090625ddlk18040370000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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県道の拡幅に伴い、県が決めている坂井市三国町梶の貴船神社境内にある樹齢数百年のタブノキの巨木(高さ15メートル、直径1・7メートル)の伐採に、反対の声が上がっている。鎮守の森の研究をしてい る京都市のNPO法人「社叢学会(しゃそうがっかい)」の会員らは24日、伐採中止を求める要望書を近く県に提出することを決めた。
 県道路建設課などによると、県が県道拡幅を地元に伝えたところ、一部の住民から「木はご神木で、切るべきではない」との意見が出た。そのため、地元の梶自治会(兵堀(ひょうぼり)英雄会長)は今年2月に臨時総会 を開き、採決で伐採実施を決めた。県が依頼した樹医の診断でも、「心材部が腐っており、強風にあおられ倒れる可能性がある」と指摘された。
 一方、会員もメンバーでアジアの鎮守の森を研究する日本、韓国、台湾の研究者らが図鑑づくりのため、今月22日に同所を訪れ木を視察。7月に伐採されることを知り、「文化的価値が高い木。十分に健康な状態を保っ ている」と中止を求めることを決めた。同学会の上田正昭理事長=京大名誉教授=名で、「速やかに伐採計画を中止し、地域の文化と信仰の振興に配慮を願う」としている。
 これに対し、兵堀会長は「木が折れ、事故が起きた時に責任が持てるのか。あくまで部外者の意見で、迷惑な話だ」と話している。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPR その18 (公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )