ID 12317
登録日 2009年 6月25日
タイトル
ボリビアの木が“交流の証し” 浜松市・平山小児童が植樹
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090627/CK2009062702000187.html
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元urltop:
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写真:
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2001年から交流を続ける南米・ボリビアのサンフアン学園と「これからも仲良くしよう」と、浜松市平山小学校(北区三ケ日町)の全校児童78人が26日、校庭の一角にボリビアの木を植樹した。
植樹したのは高木落葉樹のイペの若木2本とジャカランダの苗木1本。イペは春に黄色の花が咲き、ジャカランダも紫色の花を付ける。
1997年から99年まで国際協力機構(JICA)の専門家としてボリビアへオレンジ病害虫防除の指導に出かけた三ケ日町の清水理さん(69)が、帰国の際にボリビアから持ち帰って自宅で種から育ててきた。
植樹式では全校児童が見守る中、高さ4メートルほどに成長したイペの木を、6年の浅野比露君、山田奈於さん、豊田稜介君らが協力してスコップで植えた。3人は「平山小とサンフアン学園交流の木として大切に育て
たい」と話していた。
この後、体育館で学習会が開かれ、児童たちはボリビアについて紹介したパネルを見ながら、清水さんから話を聞いた。
両校の交流は、三ケ日はミカン、ボリビアはオレンジと、かんきつ類の産地として共通点があることから、清水さんが帰国後に平山小に交流を勧めたのがきっかけ。
平山小は今年3月に児童たちの手紙、絵と読み終えた本を集めて送ったばかり。清水さんは「子どもたちが大人になってからこの木を見て、ボリビアの子と交流していたことを思い出してもらえれば」と願っている。++/
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