ID 12180
登録日 2009年 6月16日
タイトル
被爆アオギリ2世:苗木を植樹--いすみ市役所前庭
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090617ddlk12040209000c.html
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元urltop:
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写真:
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いすみ市役所の前庭に16日、「被爆アオギリ2世」の苗木が植樹された。アオギリは昨年9月、市が非核平和都市宣言を機に広島市から苗木を譲り受けた。
広島に原爆が投下された1945年8月6日、爆心地から1・3キロの旧広島逓信局の中庭で、アオギリも被爆。爆心地側の幹半分が熱線と爆風で焼け、えぐられたが、残りの幹は傷跡を包むようにして成長。まもなく焦土
の中で青々と芽を吹いた。復活したアオギリは73年に平和記念公園に移植された。平和を愛する心、命あるものを大切にする心を伝えようと、実った種から育てられた苗木は「被爆アオギリ2世」と命名された。
植樹式は市立第二保育所の年長児9人と太田洋市長がスコップで高さ約50センチの苗木に土を盛った。太田市長は「アオギリは次世代の平和を願い非核・平和の象徴として大切に育てていきたい」と話した。
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