ID　11819

登録日　2009年 5月24日

タイトル

プレ植樹祭で森林保護へ思い新た/南足柄　秦野

新聞名

神奈川新聞

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来春に秦野市と南足柄市で開かれる第六十一回全国植樹祭の「かながわプレ大会」が二十四日、両市内で開かれた。あいにくの雨模様だったが、約三千人が参加。山林や公園で、イロハモミジやケヤキ、ヤマ ザクラなどの苗木を植え、森林保護の大切さを再認識していた。
　南足柄市では、公募で集まった親子連れらが同市塚原の山林を訪れ、森林インストラクターらから指導を受けながら植樹をした。また、足柄森林公園丸太の森地区のステージでは、市内の中学生が寸劇や吹奏楽の演 奏を披露した。
　一方、水無川上流の県立秦野戸川公園少年野球場でも式典などが行われた。
　あいにくの雨のなか、秦野観光和太鼓が迎え太鼓を演奏して式典が開始。松沢成文知事、古谷義幸秦野市長、沢長生南足柄市長らがあいさつした後、代表者記念植樹として参加者はかっぱ姿となりヤマザクラ、コナラ など五種類の苗木を植樹した。
　会場では、秦野市合唱連盟が丹沢賛歌を合唱、市内九中学校の吹奏楽部員で結成した「はだのジュニアウィンドオーケストラ」が県民歌「光あらたに」などを演奏した。
　来年の全国植樹祭では、南足柄市の足柄森林公園丸太の森地区が天皇、皇后両陛下が植樹されるお手植え会場に、秦野市の戸川公園が式典会場に予定されている。