ID 1036
登録日 2006年 5月21日
タイトル
台風被害の国有林再生を 七飯で植樹
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060522&j=0041&k=200605229937
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元urltop:
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写真:
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二○○四年九月の台風18号で風倒木被害の出た町内軍川のカリマ国有林の森を再生させようと、「台風森林被害木の有効利用と被害地再生の森づくりの集い」が二十一日、同国有林内で行われた。
北海道森林管理局や七飯町、市民グループらでつくる同集い実行委員会の主催。当初、百人ほどの参加を見込んでいたが、申し込みが殺到。三百八十人が参加した。
大沼湖畔にほど近いカリマ国有林は、○四年の台風で千五百ヘクタールのうち百六十ヘクタールで風倒木の被害が出た。地元から森再生の要望が出たこともあり、昨年十月に市民参加の植樹会を初めて開催、今回は
二回目。
風倒木を処理した一ヘクタールにミズナラやブナなど二千五百本の苗木を植樹した。この日は天候に恵まれ、大沼湖畔や駒ケ岳を間近に見られたほか、羊蹄山もくっきりと見えた。参加者の中には、記念写真を撮りな
がら植樹する人もいた。
植樹会場は木の株があちらこちらに残り、依然無残な姿をさらしているものの、タケノコやウドなどの山菜類が多数はえてきている。参加者らは思わぬ“お土産”に、にっこりしながら植樹作業に当たっていた。
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