ID　11744

登録日　2009年 5月19日

タイトル

紀の国森づくり懇談会　養老孟司教授ら出席　和歌山

新聞名

MSN産経ニュース

元URL.

http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090519/wky0905190229007-n1.htm

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平成２３年春に田辺市で開催される第６２回全国植樹祭と、森林環境保全などについて有識者の意見を求める「紀の国森づくり懇談会」が１８日、和歌山市内のホテルで開かれ、東大名誉教授の養老孟司氏が 出席。仁坂知事らと植樹祭のテーマなどについて話し合った。
　県では植樹祭を前に「コンセプトなどを決めるが、自己満足になってはいけないので専門家に意見を出してもらおう」（仁坂知事）と、有識者による懇談会を設置。メンバーは養老教授のほか、日本林業同友会会長の海 瀬亀太郎氏や和歌山出身で小説家の神坂次郎氏ら８人で、この日はうち５人が出席した。
　懇談会では、植樹祭のテーマを決めるために方向性やイベントの中身などについて活発な意見が述べられ、神坂氏は「小学生が熊野を歩いてみる体験を加えては」と提案。木の神様にまつわる伊太祁曽の神話を広く 紹介しようとの意見も出た。養老氏は森林を維持する人材の育成が重要だと説き、都市住民や子供たちに「林業のまねごとを体験させるシステムを作っては、どうか」と構想を述べた。