ID　11728

登録日　2009年 5月18日

タイトル

植樹や清掃で岩木山美しく　ボランティア団体発足

新聞名

河北新報

元URL.

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090518t25001.htm

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写真:

　

青森県津軽地方の秀峰・岩木山の環境美化に取り組むボランティア団体「岩木山桜会議」が１７日発足し、弘前市百沢の山すそで設立総会が開かれた。オオヤマザクラの保護を中心に、清掃活動や森林整備な どを進める。
　桜会議は弘前市などの住民ら７４人と民間企業１社で構成され、総会には４０人が出席した。
　設立を呼び掛けた元森林管理署職員の三浦勝衛事務局長が「自然観察などの楽しみも交えて、小さな行動を積み重ねよう」とあいさつ。代表理事には弘前市の元弘前文学学校長、藤寿々夢（すすむ、本名藤田進）さん が選ばれた。
　あいにくの雨模様となったが、参加者は総会後、岩木山の会員所有地にオオヤマザクラやヤマモミジの苗木６０本を植樹し、活動への抱負を語り合った。
　岩木山の山すその道路には地元自治体や県がオオヤマザクラ約１万本を植樹しているが、管理が行き届かず、手入れが必要だという。
　桜会議は７月にも管理する各行政機関に提言書を出し、ボランティア作業を申し入れる。ごみの不法投棄の監視や清掃活動、自然観察会も計画している。