ID 11714
登録日 2009年 5月15日
タイトル
天然の木で色表現、糸魚川
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新聞名
新潟日報
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元URL.
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=158909
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元urltop:
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写真:
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糸魚川市柵口の木象嵌作家、小森谷徹さん(51)の初個展「木が醸す心の小宇宙」が15日、同市寺町4のビーチホールまがたまで始まった。
木象嵌は木板にデザインを描き、糸のこぎりでくりぬいた部分に、同じ形の木片をはめる。着色はせずに木の天然の色合いや木目をそのまま使って、微妙な色も表現しており、「木の絵」ともいわれる。
同展は県工芸会展入選作「雪原F」「赤い大地」をはじめ、富士山や寒梅など日本の風景など約50品が展示されている。小森谷さんの心象風景であるシルクロードをテーマにした作品群では、砂漠を行くラクダと旅人、
地平線のかなたに群れる馬やヒツジなどが描かれている。
鑑賞に訪れた市内の女性は「初めて見たが絵画ではないのに、これだけの色が表現できるのには驚いた」と話していた。
同展は17日まで。
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