ID　11692

登録日　2009年 5月14日

タイトル

被爆樹木２世など植樹基町小校庭平和継承へ児童ら

新聞名

読売新聞

元URL.

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20090513-OYT8T01129.htm

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広島市中区基町、同市立基町小学校（佛圓弘修校長、児童１４６人）で１３日、児童らが平和への願いを込めて被爆樹木の２世などの若木を校庭に植えた。同校では平和の継承と発展の場「友好の杜(もり)（仮 称）」として、今後、国際交流や戦争体験者の講演などの場として利用する構想も広がっている。
　爆心地から約５００メートルの同校の校庭には、平和記念公園の原爆死没者慰霊碑と原爆ドームを結ぶ直線を延長した「平和の軸線」が通り、軸線の近くに木を植えた。児童らは、「被爆エノキ３世」や「被爆アオギリ２世」 など７種８本の木をスコップを使い丁寧に植えた。木の一部を贈った国連訓練調査研究所（ユニタール）広島事務所のナスリーン・アジミ所長らは「このような小さな活動を通して平和を築いていくのはとても重要」と話し ていた。「被爆アオギリ２世」を植えた５年陰岩ニコ君（１０）は「この木の親が被爆に耐えて頑張ったのを、僕も見習いたい」と土をかぶせていた。