ID 11635
登録日 2009年 5月 9日
タイトル
遠軽・渡辺造林 木質ペレット発売 カラマツの端材を活用 「燃焼実験見学を」
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/163993.html
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元urltop:
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写真:
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町千代田の造林・製材業「渡辺造林」(渡辺三七一社長)が、固形燃料「木質ペレット」を商品化し、販売を始めた。渡辺社長は「地球温暖化の防止に一役買えれば」とPRしている。
木質ペレットは木材を粉砕し、円柱状に圧縮した固形燃料。原料となる樹木は大気中の二酸化炭素(CO2)を取り込んで成長するため、燃やしても大気中のCO2総量を変えないとされ、環境にやさしいエネルギーとし
て注目されている。
同社が商品化したのは、カラマツのおがくずを原料とする「レッドペレット」。ペレット専用の圧縮成型機を昨年九月に購入後、ペレットストーブを使った燃焼実験を重ねるなどし、今年四月上旬、商品化に成功した。原料
のおがくずは、自社の製材工場から出る端材を有効活用した。
今後の課題は販路の開拓だ。ペレットストーブは本体価格が高いことなどから普及が進んでおらず、渡辺社長は「まずは木質ペレットの良さを知ってほしい」と訴える。
同社は現在、町と協力し、道の駅「まるせっぷ」内の木芸館のペレットストーブで燃焼実験を行っている。渡辺社長は「興味があれば実際に見学してほしい」と話している。
商品は十キロ入り一袋五百円。大半のメーカーのストーブで使える。問い合わせは同社(電)0158・42・3771へ。
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