ID 1023
登録日 2006年 5月20日
タイトル
市民憲章など決まる 20日付で制定、周知へ
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新聞名
荘内日報
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元URL.
http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/0/ad_vw.cgi?p=dy:2006:5:20
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元urltop:
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写真:
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新生・酒田市の市民憲章と市の木、市の花、市の鳥が決まり、20日付で制定・告示される。市民憲章は自然や歴史、文化などを尊重するとともに、港町・酒田として「世界に開かれたまち」を目指す内容。市の
木は屋敷林などとして親しまれてきた「ケヤキ」、市の花は旧市の花でもあった「トビシマカンゾウ」、市の鳥は国の天然記念物で旧八幡町の鳥でもあった「イヌワシ」とした。市の広報やホームページ、封筒、ポスターな
どに印刷し、周知を図っていく。
いずれも合併協議の中で、「新市で制定する」としていた。このうち市民憲章については、今年2月に有識者による「市民憲章に関する懇談会」(座長・間瀬啓允東北公益文科大大学院研究科長)を設置。3月まで3回にわ
たる会合で、旧4市町の憲章などを踏まえて練った案を、市の木などの候補とともに今月1日付の市広報で公表。市民の意見を聞いて、修正した。
前文には鳥海山や最上川、日本海、庄内平野という自然環境を掲げ、▽美しいまち▽元気なまち▽ぬくもりあるまち▽豊かなまち▽世界に開かれたまち―の5本の柱で市民が目指すまちづくりの方向性を示した。
一方、市の木、市の花、市の鳥は、旧4市町の制定状況や、合併によって海、平野、山と多様になった自然環境などを踏まえ内部で検討していた。
市の木・ケヤキは、この土地本来の樹種の一つで古くから屋敷林などとして親しまれ、平野のイメージとして選ばれた。
市の花・トビシマカンゾウは、名称、植生とも市独特で、清そで美しく、丈夫で、海をイメージするというのが選定の理由。
市の鳥・イヌワシは、食物連鎖の頂点に位置し、豊かさや自然を象徴し、山のイメージで選ばれた。
20日は正午前、市役所駐車場で、酒田まつりの「式台の儀」に先立ち、泉小の児童6人が市民憲章などを書いたパネルを除幕する予定。
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