ID 11506
登録日 2009年 4月26日
タイトル
企業の森事業で植樹 初参加のさわかみ合同
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新聞名
紀伊民報
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元URL.
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=166821
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元urltop:
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写真:
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企業や団体がボランティアで森林保全活動をする和歌山県の「企業の森」事業で、今年から活動を始めた「さわかみ合同会社」(東京都)の社員ら30人が25日、田辺市龍神村の山中で植樹に汗を流した。
さわかみ合同会社は昨年11月、県と田辺市との3者で森林保全・管理協定に調印。龍神村甲斐ノ川にある民有地約2・2ヘクタールを「101年の森」として、4月にウバメガシやヤマモミジなどの苗木約5000本を植え、
向こう10年間にわたって森林保全活動をするという。
この日は午前中から植栽をする予定だったが悪天候のため急きょ、龍神村安井にある龍神市民センターで、龍神村森林組合の栗原秀嘉組合長らから森林についての講義を受けた。栗原組合長は地域の歴史や森林な
どについて紹介し、県林業振興課の岡田和久総括課長補佐が標高などによって異なる森林の姿や森林の仕組みなどについて説明した。
昼食では、地元の地域おこしグループ「龍神はーと」が参加者に茶がゆを振る舞った。東京都から参加した山田洋一さん(33)は「初めて食べたが懐かしい感じがしておいしい」と話した。
午後からは天気が回復したために山に移動。参加者は植えた苗木のそばに「平和を植えに来ました」「笑みがあふれる世界を」と思いを書いた木札を立てた。
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