ID 11487
登録日 2009年 4月15日
タイトル
千年の会:発足 全国の名木・古木を後世に 三春で記念シンポ開く
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090416ddlk07040197000c.html
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元urltop:
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写真:
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貴重な名木・古木を後世に残すアイデアを交換しようと、樹齢1000年を超える樹木がある地域を結ぶネットワーク「千年の会」が発足。滝桜が満開となった三春町で15日、創立メンバーとなった自治体や保
存団体関係者が集まり、第1回記念シンポジウムが開かれた。
老朽化した樹木の保護・保存、観光との両立、地域おこしへ活用など、各地域に共通する課題について意見交換をするのが目的。郡山市の市民グループ「ふる里会ふくしま」(長谷川隆雄会長)が昨年から準備を進めて
いた。
創立に参加したのは、三春町(滝桜=推定樹齢1000年)と、ともに「日本三大桜」がある山梨県北杜市(山高神代桜=同2000年)、岐阜県本巣市(根尾谷淡墨桜=同1500年)のほか、鹿児島県屋久島町(屋久杉=同
7000年)の4市町の関係者。小野町、猪苗代町、郡山市も加わる意向で、今後、全国各地に参加団体を募る。初代会長には日高十七郎・屋久島町長が選ばれた。
シンポでは、日高町長や三春町の鈴木義孝町長らをパネリストに各地域の取り組みを報告。本巣市の樹木医、浅野明浩さんは「1000年、2000年の桜が花を咲かせるのは、その環境が良いということ。この大切な環境
を引き継ぐことが私たちの使命」と意見を述べ、全員が賛同した。第2回シンポは来年3月に屋久島町で開催の予定。
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