ID 11464
登録日 2009年 4月20日
タイトル
弁当箱の名品集めた企画展 東京・北区飛鳥山博物館
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200904220192.html
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元urltop:
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写真:
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桜の名所としても知られる東京都の北区飛鳥山博物館(北区王子)で、弁当箱の名品を集めた企画展「アスカヤマ・遊山弁当箱プロジェクト 伝えたい日本の美」が開かれている。
出品されているのは、江戸時代から昭和初期にかけて、行楽の際などに使われた蒔絵(まきえ)や寄せ木細工の提重など。寄せ木細工収集家の金子皓彦、弁当箱コレクターの瀬戸ノボル(日の下に舛)両氏のコレクショ
ンに加え、桜の意匠を施した美術品の収集で知られる、アルフィーの坂崎幸之助氏の所蔵品など、約100点で構成される。
「寄木(よせぎ)細工碁盤弁当」は、碁盤の盤面を開けると、中に重箱、杯、皿などが納められた楽しい品。また、「障子仕立螺鈿(したてらでん)蒔絵弁当」は、左右に開いた扉の内部に、蒔絵の重箱や皿を収納した、漆
工の名品だ。このほか、江戸時代の花見弁当の料理(模造)や、花見を描いた浮世絵なども展示。江戸時代以降に普及した、花見という文化全体を考察する内容となっている。
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