ID 11213
登録日 2009年 9月30日
タイトル
市民の手で森づくり 荒れ地整備有志の会きょう発足 室蘭
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/191675.html
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元urltop:
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写真:
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室蘭の景勝地、地球岬へ通じる観光道路(道道中央東線)沿いの荒れ地を整備し、森づくりを進める市民有志の会が30日、発足する。荒れ地は過去に市のごみ埋め立て場に使われていた市有地で、現在は雑
草で覆われた状態。会は草刈りや植樹を進め、市民が海を臨み集う森にしたい考えだ。
市民の手で名所の環境や景観を守ろうと、地球岬周辺の新富町会など4町会と住民グループの代表者ら6人が、1月に「地球岬街道夢の森づくりの会」(仮称)設立準備委員会を結成。準備委の5団体に加え、趣旨に賛同
した町会や室蘭漁協女性部、室蘭ウオーキング協会など10団体1個人も会に参加する。
森づくりを行う市有地は1960年から77年までごみ埋め立て場として使われ、広さ約10万平方メートル。会はまず、そのうちの5千平方メートルを市から借り整備に着手し、数年かけて森づくりを進める。作業は草刈りと
植樹が中心だが、植物の種類や完成までの目標期限は、市役所で開く30日の設立総会で話し合う。
荒れ地では2年前に市がナナカマドなどを十数本試験的に植え、順調に育っていることなどから、会は植樹をする上で土壌に問題ないとみている。
準備委は「ごみ処分場を森に再生することに意味がある。市民の憩いの場や教育の場に使ってもらい、森づくりを海の環境保全にもつなげたい。今後、賛同者も募り、多くの市民の力で森づくりを進めていければ」と話し
ている。
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