ID　10893

登録日　2009年 3月14日

タイトル

温暖化対策の講師養成へ　三重大・谷山名誉教授が講義

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20090315/CK2009031502000016.html

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　地球温暖化対策を市民に教える講師を養成するセミナーが１４日、津駅前のアスト津であった。
　特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）の連合組織「グリーンカレッジみえ」が、昨年１１月から全１０回の予定で講義を開催。津市を中心に２６人がどう環境保護に取り組むかや、温暖化現象が生態系に与える影響などについ て学んでいる。
　この日は５回目で、三重大の谷山鉄郎名誉教授が、森林が持つ環境機能について話し、参加者が熱心にメモを取った。「針葉樹を植樹することが多いようだが、広葉樹の方が環境にはいいのでは」「人の手が入らなくて も自然は育つのでは」といった質問に、谷山名誉教授は「生物多様性を考えると、針葉樹と広葉樹を両方交ぜて植えるのが望ましい」などと答えていた。
　昨年のセミナー修了者による取り組み紹介もあり、四日市市の後藤允孝さんは、イベントで児童対象にエコクイズを実施したことを発表。「子どもたちが温暖化防止について考えるきっかけになったと思う」と話してい た。