ID　10709

登録日　2009年 3月　3日

タイトル

森林再生願い植樹

新聞名

朝日新聞

元URL.

http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000903020003

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国見山系東側の有田町桑木原の山林約２８００平方メートルで１日、地元の「国見縄文の森づくり実行委員会」（山口時一郎会長ら３５人）が小学生ら約７０人と共に「縄文アラカシ」１００本を始め、クヌギ、ヤマザ クラ、ヤマモモなど苗木計２２５本を植樹した＝写真。
　この林地は台風被害で杉、ヒノキが倒れ、荒れていた。国見山系の森林の再生への取り組みを目的に昨年１２月に設立された同実行委が地主の了解を得て伐採、整地していた。
　縄文アラカシは同町内で発掘された縄文時代の遺跡の食料貯蔵穴にあったアラカシの実で、約４０年前に発芽した。縄文アラカシと名付けられ、佐賀市の県立博物館敷地内で大きく育ち、その実を会員が育てた。森林 再生に最もふさわしい樹種といい、同実行委は今後も年１回、縄文アラカシを主に植樹会を開くことにしている。