ID　10557

登録日　2009年 2月18日

タイトル

寒緋桜：早春告げる、梅とピンクの競演－－

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090218ddlk35040509000c.html

元urltop:

写真:

　

下関市向山町、元自営業、今井良一さん（７５）宅の寒緋桜（かんひざくら）＝バラ科＝が満開になり、一足早い春の訪れを告げている。まだまだ寒さは残るが、隣の梅の木も花が咲き、見事な「ピンクのコラボ レーション」を醸し出している。
　今井さんによると、寒緋桜は現在の家が建てられた１９３８年、当時の所有者の義父が台湾から持ち帰って植えた。梅は十数年前に今井さんが植栽。以来、毎年この時期に開花が重なる。寒緋桜がやや濃いピンクで、 大きな枝木が梅を圧倒する。でも「２本が並ぶからこそ、美しさも一層際立ちます」。
　財団法人「日本さくらの会」（東京都）によると、寒緋桜は国内では沖縄のみに自生。本土に移植しても咲くのは３月上旬。「日当たりなどの条件がよいため、早く満開になったのでは」という。【