ID　10427

登録日　2009年 2月　5日

タイトル

デザイン集団「セメント」が企画展－木を加工した「ウッドシート」雑貨も販売

新聞名

吉祥寺経済新聞

元URL.

http://kichijoji.keizai.biz/headline/640/

元urltop:

写真:

　

吉祥寺のクリエーター作品を扱う雑貨店「PORTFOLIO」（武蔵野市吉祥寺南町2、TEL 050-1465-9023）の併設ギャラリースペースで現在、クリエーティブデザイン集団「CEMENT（セメント）」の「【MATERIAL ANTHROGY2009】－Play Wood－」が開催されている。
　1999年設立のセメントは、グラフィックデザインを中心に企業のウェブ、プロダクト、アパレルなど、ボーダーレスな活動を行う。自社でもオリジナルプロダクトを企画、生産、流通まで手がけ、ユニクロの企業コラボレ ーションディレクション・デザイン、オランダの時計メーカーやイギリスの照明会社ともデザインを展開する。
　同展では、本物の木を使ったウッドシートと本皮で製作した作品が多く並ぶ。「日本人には古くから親しまれている『木』という素材を使用した。薄い木をシート状に加工したウッドシートや細やかなグラフィックを表現する レーザー技術により、『木』を現代の生活に合うよう開発してきた。天然木の突き板をスライスしたものに特殊な樹脂を含浸させた。その結果、天然木特有の質感を損なわずに、十分な強度と柔軟性を備えたマテリアルが 完成。繰り返し折り曲げても割れず、縫製が可能となり、多角的に活用可能になった。科学的な新素材が多い中、自然の手触りが生きた貴重な素材」（セメント担当者）。
　展示・販売する商品は、名刺40枚を収納できる「カードケース」（4,725円）、ブックマークを一体化させたデザインの「ブックカバー」（5,250円）、ボックス型の「めがねケース」（6,090円）と「ペンケース」（6,090円）、タバ コケースにもなる「デジタルカメラケース」(5,775円）など。
　スタッフの飯塚さんは「いつもは女性向けのものを多く扱っているが、今回の展示は男性が好みそうな内容になっている。パッケージも凝っているので、バレンタインなどのギフトにも最適」と話す。