ID　10419

登録日　2009年 2月　6日

タイトル

樹氷、暗闇に浮かぶモンスター 蔵王でライトアップ本格化

新聞名

47NEWS

元URL.

http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020601000753.html

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　山形の冬の風物詩「樹氷ライトアップ」は６日、蔵王温泉スキー場（山形市）の蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅（標高１６６１メートル）周辺で本格的なシーズンを迎えている。赤や緑の７色のライトに照らされた 「アイスモンスター」とも呼ばれる樹氷は暗闇の中で幻想的に浮かび上がった。
　樹氷は、針葉樹のアオモリトドマツに強風で吹き付けられた空気中の水分が凍り付き、その上に雪が付着してできる。先週末の大雪で最大約５メートルまで成長し、今月いっぱい見ごろが続く。
　この日は週末を蔵王温泉で過ごす観光客らが、氷点下１１度の冷たい風が吹く中で震えながら鑑賞。神奈川県綾瀬市から来た会社員尾崎裕美子さん（５５）は「昨年は吹雪で見られず悔しかった。動物や怪獣に見えてお もしろい」と話した。
　樹氷のライトアップは今月末まで連日と、３月１、６、７日の日没から午後９時ごろまで。