ID　10368

登録日　2009年 2月　2日

タイトル

「舟つきの松」伐採始まる

新聞名

中国新聞

元URL.

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902030058.html

元urltop:

写真:

　

松江市指定文化財で昨年、枯死と判定された「舟つきの松」（松江市南田町）の伐採作業が２日、始まった。地元住民からは名木との別れを惜しむ声が出ていた。
　市が委託した造園業者の作業員５人が高さ約６メートルの松の先端に近い枝から順にのこぎりで切り落とした。切り落とした枝の内部は腐敗が進み、空洞ができていた。作業は３日ほどで終える。
　伐採に先立つ安全祈願祭には地元住民たち約50人が出席した。住民でつくる舟つきの松記念事業実行委員会の三島敏暢会長(74)は「モニュメントを作るなど記憶を後世に引き継いでいきたい」と話していた。
　舟つきの松は1774年、松江藩主松平不昧（ふまい）公の奥方が持参した盆栽を植えたとされる。かつて藩主が舟で別荘地に向かう際の休憩所だった屋敷の庭にあり、舟を寄せる目印としたことから名が付いた。++/div ++ ..

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