ID　9975

登録日　2008年 12月22日

タイトル

伊藤忠、創業150周年記念社会貢献事業を発表

新聞名

新聞名 IBTimes

元URL.

http://jp.ibtimes.com/article/biznews/081220/25802.html

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写真:

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　今年創業150周年を迎えた伊藤忠商事<8001>は19日、「150周年記念社会貢献事業」として「ボルネオ島の熱帯林再生及び生態系保全活動への支援」と「伊藤忠奨学金制度の新設」の推進を決定したと発表 した。
　「ボルネオ島の熱帯林再生及び生態系の保全活動の支援」は、世界的に問題になっている熱帯林の著しい減少・劣化、およびそれに伴う生態系の破壊並びに地球温暖化などの防止のための重要な環境問題に寄与す るもので、民間企業による森林再生支援の規模としては最大級のものだという。同社はグループ会社にもこのプログラムへの参加を呼び掛け「ITOCHU Group Forest for Orang- utan」として推進。具体的には、2009年度から13年度までの5年間、熱帯雨林再生のため自然保護団体「WWFジャパン」に2億5,000万円を寄付するほか、社員による植樹、草刈などのボランティア活動も実施する予定。
　一方、「伊藤忠奨学金制度」は、次世代育成の視点から日本への留学生が留学に係わる経済的負担を軽減されることで学業に専念し、将来日本と出身国の発展・関係強化に貢献することを支援するというもの。日本の 大学に留学している学生(大学3・4年生対象)20人から30人に対し、1人あたり年間150万円(2年間計300万円)の援助を行い、毎年新規で20人から30人追加し継続することで、3年間で総額2億4,000万円の奨学金を付与 する予定。また、対象となる留学生には伊藤忠のボランティアなどのCSR活動や事業内容の説明会への参加も呼び掛け、交流を積極的に進めていく方針。