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ID 9973
登録日 2008年 12月23日
タイトル
タイトル
語り継ぐ:台風で失われた森、再生へ橋渡し
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新聞名
新聞名 毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20081224ddm013100149000c.html
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元urltop:
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写真:
  hhh
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坂田康治さん(46)  北海道を襲った04年9月の台風18号。記録的な強風が猛威をふるい、計約1万3900ヘクタールの倒木被害が発生した。被害額約79億円。特に道央の国立公園にある支笏湖地区に被害が集中し、9000ヘクタール で木がなぎ倒された。坂田さんは失われた森林をよみがえらせようと、森づくりに関心のある企業や団体との橋渡し役を担っている。
 環境問題への意識が高まる中、社会貢献事業として植樹に関心をもつ企業や団体が増えている。自然とふれあう場として国有林を提供しようと、森林管理局は03年から森の整備協定制度を始めた。支笏湖地区では台 風被害後、機運が高まり、昨年までに16団体延べ約5600人が参加。計113ヘクタールにアカエゾマツやミズナラの苗木を植えた。
 森作りは単に木を植えただけで終わりではない。7、8年は毎年夏に下草を刈る必要がある。つらい作業だけでは人々の足が遠のく。森の成長を見つめる観察会やバーベキューなどを開いて、まちで暮らす人と森をそ の後もつなげようと知恵を絞る。「当時は被害の大きさに驚いた。台風で一度破壊された場所が、多くの人に森の大切さを伝えるきっかけになれば」と願っている。【
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