ID　9967

登録日　2008年 12月22日

タイトル

掘り出しニュース：丹生川上神社下社にお目見え　樹齢４００年の杉を使用

新聞名

新聞名 毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081222mog00m040020000c.html

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奈良県下市町長谷、丹生川上神社下社の境内にあった樹齢４００年の杉で作った来年のえと・牛の絵馬がお目見えした。２１日、しめ縄を作りに来た氏子らに披露。社殿の石垣上に取り付けた。
　作者は近くの同町谷、農業、今西稔さん（７６）。牛は、顔を上げ力強く大地を踏んで歩き出すところ。「来年の社会もこうあってほしい」との願いを込めたそうだ。杉は９８年９月の台風で倒れた。神社奉賛会の桝田忠蔵会 長（６６）が３年前、今西さんの絵心を見込んで保存していた杉のえと作りを依頼。牛は高さ８０センチ、幅１６０センチ。１カ月余りかけ糸のこで下絵の通り仕上げた。丸太中央部の赤身の板を使用。体色は木の色そのまま だ。赤身材は風雨に強く、桝田会長は「十二支がそろったら保管し、一巡したらまた飾りたい」と話していた。【