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ID 9842
登録日 2008年 12月10日
タイトル
タイトル
クマ管理マタギ文化にも配慮
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新聞名
新聞名 読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20081210-OYT8T00838.htm
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元urltop:
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写真:
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県が計画案「保護一辺倒ではない」  人里に出没して農作物や人へ被害を及ぼすツキノワグマについて、県は10日、ツキノワグマ保護管理検討会(会長・田口洋美東北芸術工科大教授)を開き、クマの保護管理計画案をまとめた。05年から続けているク マの生息状況調査をもとに、会津地方の一部で残る狩猟民「マタギ」の文化にも配慮し、保護一辺倒ではない「科学的・計画的な保護管理」を行う必要性を盛り込んだ。
 検討会によると、県内のツキノワグマの数は880~1600頭。クマの生息域となるブナやミズナラの広葉樹が山奥で減少しており、標高の低い里山周辺に出没するクマが増えている。調査のモデル地域に設定した喜 多方市など会津地方の3市町村では、今年度の目撃数の合計が228件と前年より95件も増加、エサのリンゴやモモなど農作物被害は07年度、約1300万円に上った。有害鳥獣などとして県内でも年間約160頭が捕獲 されているが、クマは繁殖率が低く、いったん数が減ると回復に時間がかかる。
 計画案では、マタギら狩猟者が、クマの毛皮や肉、胆のうなどを資源として利用しながら、人里への侵入に圧力をかける役割を果たしてきたことに注目。「近年、狩猟者が減少傾向にあり、こうした狩猟技術の活用・継承 が不可欠の課題」として県が支援を行うことを明記し、捕獲数については「不必要な捕獲を禁じる」と述べるにとどめた。
 替わりに、まだ十分ではないクマの生息域や行動パターンについての情報をデータベース化し、県鳥獣保護センターなどの専門機関が解析した結果を県や地元自治体に発信して被害防止モデルを構築するとした。++ /div++ ..
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