ID 9778
登録日 2008年 12月 3日
タイトル
タイトル
輝のくにの宝物:県の文化遺産 那智原始林
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新聞名
新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20081204ddlk30040506000c.html
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元urltop:
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写真:
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さまざまな植物が生息
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は文化遺産。人々の生活や生業、地域の風土により形作られた景観である、文化的景観として評価された。人と自然の「共同作品」と言える。
那智原始林は、世界遺産を構成する物件の一つで、国天然記念物に指定されている。那智勝浦町の那智山の那智大滝の東側一帯に広がる。面積は約3・2ヘクタール。照葉樹林の高さは約25メートルで、イスノキ(暖
地に自生する常緑高木)が多い。サカキなどが混じり、テイカカズラ、フウトウカズラなどといったつる植物が原始林らしさを醸し出している。
針葉樹もあり、シダ類も種類が豊富。センニンソウ(仙人草)の中でも、珍しいキイセンニンソウなど希少な植物も含む。原始林を構成する種は多様という。
古くから熊野那智大社の管理のもと保護されてきたため、大滝とともに原始の姿を残している。博物学者、南方熊楠の粘菌などの研究のゆかりの地でもある。【
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