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ID 9589
登録日 2008年 11月 8日
タイトル
タイトル
奄美群島:「生態系管理」と「環境文化」 国立公園化へ2本柱 
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新聞名
新聞名 毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20081119ddlk46040540000c.html
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元urltop:
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写真:
  hhh
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◇環境省、10年度指定目指す  「奄美地域の自然資源の保全・活用に関する検討会」の第3回会合が17日、奄美市内であり、奄美群島の国立公園化の基本方針を決めた。亜熱帯照葉樹林を中心とする「生態系管理型」と、自然と人間とのかかわりを 資源とする「環境文化型」の2本柱で、「新しい形の公園」としている。環境省は、10年度までの国立公園指定を目指す。【神田和明】  「生態系管理型」は、景観だけでなく、生態系を含んだ形で保全する考え。奄美の国立公園の核となる亜熱帯照葉樹林については、森林の伐採期や伐採区域の設定など森林管理にまで踏み込んだ保全を進める。「環 境文化型」は、自然と地域文化を一体的なものととらえ、そのかかわりを地域住民とともに守っていき、地域活性化、環境教育の推進を図るのが特徴という。
 環境省は「これまでの景観保全型の国立公園から、新しい形で地域に貢献する国立公園となる」としている。
 また、国立公園の区域指定について環境省那覇自然環境事務所の奥田直久所長は「奄美群島全域を対象に今後、決めていく」とした。また、将来の目標である世界自然遺産登録については「亜熱帯照葉樹林がある奄 美大島、徳之島が対象と考えている。5年後には登録に向けた推薦の準備を整えたい」とした。
 検討会では、これまでの議論を踏まえ、奄美の自然について「国内最大級の亜熱帯照葉樹林、島ごとの特徴的な地形、生物相は優れた風景」とし、国立公園化の必要性を改めて訴えた。
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