ID　9540

登録日　2008年 11月28日

タイトル

寺社に映える紅葉 見頃に

新聞名

新聞名 タウンニュース

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http://www.townnews.co.jp/020area_page/03_fri/01_kama/2008_4/11_28/kama_top2.html

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鎌倉市内各所で木々の葉が色づく季節となった。場所によって紅葉のピークは１カ月ほど異なるようだが、観光情報に定評のあるインターネットサイト・鎌倉情報館を運営する長嶋竜弘氏によると「全体的な ピークは12月第１週」と予想。円覚寺や源氏山公園などは比較的色づきが早く、今週末から本格的な紅葉シーズンを迎えそうだ。
　長嶋氏によると鎌倉の紅葉の特徴として、見頃がクリスマス時期まで続く全国でも有数の長い期間があげられる。散策箇所が多く、時期がずれるため長い期間楽しむことができる。
　11月下旬だと扇ガ谷の海蔵寺や源氏山、北鎌倉の円覚寺や明月院などで色づいた紅葉が見られるという。また、同サイトでは現在のお勧めコースとして「鎌倉駅西口－銭洗弁財天－源氏山公園－化粧坂切通し－海蔵 寺－亀ヶ谷坂－長寿寺－円覚寺」（３、４時間）を紹介している。
　市観光課では鎌倉の紅葉について、「山全体が染まるものとは趣が異なり、寺社境内を彩る紅葉が特徴」と説明する。手入れが行き届いた寺社の木々は、建造物と合わせて絵になるもの。同課では「鶴岡八幡宮の大銀 杏のように、各寺社を象徴する名木があるもので、その木を見に行くという楽しみ方もある」と話す。一般には昼夜の寒暖の差が大きいほど色づきが鮮やかになると言われ、葉色の移り変わりを眺めるのもこの時期の楽し みの一つだ。
長谷寺で紅葉ライトアップ 　大観音像で知られる長谷寺では、５年目となる紅葉のライトアップを12月７日（日）まで実施している。時間は午後５時から１時間（時間内の入山は無料）。
　また今年は、境内「経蔵」をアルミ箔でくるんだ渡邉五大氏の作品『銀燦堂（ぎんさんどう）』展がライトアップ期間に合わせて開催されており、色づいた木々の葉と銀色に輝く経蔵による幻想的な空間を楽しむことができ る。長谷寺では「11月末ごろから紅葉のピーク」と話している。