ID 9351
登録日 2008年 11月13日
タイトル
タイトル
高価な紅木家具、実はほとんどが合板 購入予定者は要注意
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新聞名
新聞名
エクスプロア中国
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元URL.
http://www2.explore.ne.jp/news/article.php?id=11129&r=sz
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元urltop:
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写真:
hhh
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中国では高級家具として知られている紅木家具。だがこれらの家具には知らないうちに合板が多用されていることが分かった。
これは北京市木材家具質量監督検験局と中国紅木ネットが合同で調査した結果を明らかにしたもので、紅木の原木の高騰により、合板を使うことがほぼ一般的になっているという。問題は、そのことが消費者に明かさ
れないまま販売されているという実態だ。
紅木ネットの統計では、家具店と消費者の間のトラブルの60%は、合板であることを明示しないままの販売形態に原因があることがわかり、年々その割合も増加しているという。
業界の規定では、紅木家具の表面や加重部には合板を使用してはならず、他の部品にも10分の1以上合板が混ざってはいけないということになっている。例えば価格5万元の花梨材の5点セットを例にとると、非加重
部は全体の3分の1から4分の1となり、そこに合板を10%使うことで全体の価格が少なくとも5000元~7000元違ってくるという。これが合板の使用を明かしたがらない理由だ。
合板を利用しているかしていないかを明示している家具屋はほんの一握りということなので、もし中国家具の購入を検討している人がいたら、必ずその辺の詳細をチェックするようにしよう。でなければいい加減な合
板家具に大枚をはたくことにもなりかねない。
ちなみに、国家標準によると、紫檀木、花梨木、香枝木、黒酸枝木、紅酸枝木、烏木、条紋烏木、鶏翅木の8種類の心材で作った家具のみを「紅木家具」といい、材料全体の千分の1しか別の材料が含まれてはいけないこ
とになっている。
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