ID 810
登録日 2006年 4月18日
タイトル
「1億年の木」名古屋で育て! 「ジュラシックツリー」寄贈
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_kan/kan060418_2.htm
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元urltop:
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写真:
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名古屋市は17日、姉妹都市のオーストラリア・シドニー市から、現存する種子植物では最古とされる「ジュラシックツリー(愛称)」(学名・ウォレミアノビリス)の寄贈を受けたと、発表した。
ジュラシックツリーはナンヨウスギ科の一種。1994年にシドニー北西の「ウォレマイ国立公園」の峡谷で見つかった。2億年前のジュラ紀から9000万年前の白亜紀の間に発生した種で、シダのような細い葉や、でこぼ
こした樹皮が特徴。成木は35~40メートルにもなる。
松原武久市長は昨年11月、姉妹都市締結25周年でシドニー市を訪問した際、クローバー・ムーア市長に寄贈を依頼していた。
寄贈されたジュラシックツリーは、高さ1・5メートル。同公園に自生する、愛・地球博(愛知万博)のマスコットキャラクターにちなんで「キッコロ」と名付けられた木から挿し木して育成された。今月12日に名古屋へ到着し
、現在、東山植物園で育てている。
同日の会見で松原市長は「1億年前から命をつないできた貴重な木。名古屋で大きく育てていきたい」と話した。市は来春の東山動植物園開園70周年記念イベントで、一般公開を予定している。
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