ID　9202

登録日　2008年 10月29日

タイトル

森の復元へブナ植樹　上山高原でエコフェスタ

新聞名

日本海新聞

元URL.

http://www.nnn.co.jp/news/081027/20081027009.html

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写真:

　

森の復元を目指し、広葉樹の植樹などボランティア活動で交流を深める「秋のエコフェスタ・ブナッコフェスティバル」（ＮＰＯ法人上山高原エコミュージアム、新温泉町、兵庫県主催）が２５、２６の両日、紅葉が 見ごろを迎えた新温泉町の上山高原で開かれた。
苗木を植樹する参加者＝26日、新温泉町の上山高原 　二日目の二十六日は同ＮＰＯ法人（小畑和之代表）の会員や新温泉町内の小中学生、他地域からのボランティアら約百人が参加。小雨が降る中、種から育てたブナの苗木約三百本を植樹。資源豊かな海づくりや水害の ない地域づくりにつながる自然復元ボランティア活動に汗を流した。
　参加者たちは作業後、地元産野菜をふんだんに使った大鍋料理を味わいながら交流。自然観察を兼ねてブナの原生林が広がるコースなどを歩く紅葉ハイキングを楽しんだ。
　上山高原のブナの森を守り、育てる活動などを、都市住民らを交え“協働”で推進してきた同ＮＰＯ法人。法人化する以前の二〇〇一年から、ブナの苗木計約六千五百本を植樹している。同ＮＰＯ法人保全部会長の田 畑修さん（53）は「地域の活性化と生態系を守るためにも、続けていきたい取り組み」と話していた。