ID 795
登録日 2006年 4月16日
タイトル
雨どいからど根性! 民家の”マツ”話題に 豊岡
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/tj/0000018637.shtml
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元urltop:
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写真:
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豊岡市竹野町竹野の会社員宇川孝功さん(51)宅の雨どいからマツの木が育ち、近所で話題になっている。(岩崎昂志)
数年前に、家人が二階の雨どいに小さなマツの枝を発見。屋根の上にあったためそのままにしておいたところ、高さ四十センチほどに成長し、四方に枝を広げた。
風の強い砂浜のすぐそばで、近くに松林があるため、雨どいに土や松ぼっくりなどが運ばれたとみられる。但馬巨木保存会の岸本正幸さんは「マツの仲間は新しい土壌でも生えやすく、雨どいでも生命力を発揮したの
だろう。ただ、コナラなど小さな植物で同じような例は聞くが、マツは初めて」と話す。
宇川さんの妻、恵さんは屋根を見上げ、「よく育ちましたね」としみじみ。思わぬ場所で育った縁起物に、「本当は掃除するべきなんでしょうけれど、しばらく見守ろうかな」。
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